生まれつきの色覚については主に5つのパターンがあるとされ、それぞれ見分けやすい配色や、見分けやすさの程度も異なります。教材においても色の見え方の多様性に配慮し、より多くの人に伝わりやすいデザイン(カラーユニバーサルデザイン、CUD)を取り入れることが重要です。
参考:NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構 [https://cudo.jp/]
●カラーユニバーサルデザインガイドライン
現在、多くの自治体や企業でCUDのガイドラインが作成されています。一例として、川崎市のカラーユニバーサル・デザインガイドラインを一例にご紹介します。
配色の工夫や、グラフやマップなどのいわゆる「図の資料」の作成についても分かりやすい解説があります。
川崎市 : 公文書作成におけるカラーユニバーサルデザイン・ガイドラインの策定について (city.kawasaki.jp)
(2024.9.24参照)
●教材の「見え方」をシミュレーション
いくつかのPCソフトやスマホアプリでは、色覚の特徴による見え方をモニターすることができます。
例)「色のシミュレータ」https://asada.website/cvsimulator/j/